SIM 2 Fly (Asia&Australia) を使ってみた→便利だけれども欠点も

海外旅行者の間で話題の【SIM2Fly】を使ってみました。


(購入先:Yahoo!ショッピング or Amazon.co.jp

公式サイトによると以下の国で4G/3Gのデータ通信が8日間(192時間)4GB使用できます(2017年8月現在)。括弧内の通信会社は公式サイトではなく、いくつかの販売会社を参考に追加しました。
1. Japan (Softbank)
2. South Korea (SK Telecom)
3. Singapore (SingTel)
4. Malaysia (Maxis)
5. Hong Kong (CSL)
6. Laos (Lao Telecom)
7. India (Lao Telecom)
8. Taiwan (Taiwan Mobile)
9. Macao (CTM)
10. Philippines (Globe)
11. Cambodia (Metfone)
12. Myanmar (MPT)
13. Australia (Optus)
14. Nepal
15. Indonesia
16. Qatar

便利なのはデータローミングをオンにしているだけで、上記の国どこでもすぐに繋がるという点です。ですので何カ国か周遊する場合には現地でSIMを調達する手間が省けるだけでなく、入れ替える必要すらないということになります。

今年の夏はオーストラリアのダーウィン周辺の国立公園を巡る旅をする予定で、トランジットでシンガポールとマニラ経由になりますのでまさにぴったりのSIMです。

日本での販売価格はamazonYahoo!ショッピングでともに¥1,400です。とりあえず自分用に1枚ポチります。嫁さん用にも用意しておこうかと考えたのですが、気になることがあったので嫁さんは現地調達にします。

旅の日数が少なければ日本で入れておくというのもいいかと思います。そうすれば取り外したSIMをなくすという失態を犯すこともないでしょう(経験者です)。今回はマニラ出発まで使えればいいのですが、そうすると日本で設定すると時間切れになります。ですのでシンガポールのトランジットの待ち時間に入れ替えます。

シンガポールのチャンギ国際空港でSIMをパッケージから取り出します。

それをSIMトレイに入れます。ピンクのマイクロSIMは通話専用のdocomoのSIMです。

そしてAPNを設定します。
名前:AIS
APN:internet
認証方式:CHAP
以上です。そしてデータローミングをオンにすると繋がりました。タイ語のSMSが飛んできた後、英語のSMSが来ました。

ただし遅いですね。4Gで繋がっているのですが、遅いです。仕方ないので空港では無料wifiに切り替えました。

そして翌日オーストラリアのダーウィン国際空港に到着です。機内モードをオフにしてスマホの電波を確認します。

データ通信はOptusで繋がっています。docomoの3G回線はvodafoneのようです。

そしてキャンピングカーを借りて国立公園巡りをしたのですが、予想していた通りの結果となりました。どういうことかというと電波が繋がらないのです。Optusはオーストラリアでは2番手の通信会社です。最大手はTELSTRAになります。日本で言えばdocomoに相当します。ですので田舎で電波を拾おうとするにはTELSTRAを使用しなければなりません。ですが今回使用しているSIM2flyはOptusをローミング利用していますので、田舎のキャンプ場ではさっぱり繋がらないのです。それを見越して嫁さんの方には現地調達したTELSTRAのSIMを使用しました。これで何とかネット環境は確保されました。(もっともTELSTRAすら繋がらないキャンプ場にも2泊しましたが。)

ダーウィン近郊では繋がりましたが、スピードは遅かったです。中心部は4Gですが、少し郊外になると3Gでした。結局あまりデータ量を消費しないままマニラに飛びました。

マニラでも機内モードをオフにするとすぐに繋がりました。やはり便利ですね。しかしスピードはもう一つです。Googleマップを見るくらいならいいのですが、ポケモンGOを起動しようとするとかなり時間がかかります。

日本に帰国してからも数時間はsoftbank回線にローミング接続していました。速いです。さすが日本といったところでしょうか。

今回SIM2Fly(Asia&Australia)を使用してみての感想
・メリット-現地でSIMを調達して、登録・設定する必要がないのは便利。特に数ヶ国周遊する際には非常に利便性が高い。
・デメリット-国や地域によっては繋がらなかったり速度が遅かったりするので注意が必要。ローミング接続会社のカバーしている地域をあらかじめ調べておくことも重要。

デメリットは理解した上で、また使用すると思います。

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