職場のネット環境を作るためにギガトラWiFiをSIMのみ契約でAterm PA-HT100LN-SWに入れて使用していますが、休日はデータ通信を使わないので少しもったいないなぁと思っていました。
一方スマホはPixel 4 XLを無料で手に入れることができるというので今春ソフトバンクに乗り換えて「スマホデビュープラン」にしたので月1GBです。ただし月末になると厳しい時がありました。
そこで明らかにデータを使うであろう時(日帰り旅行やツーリング等)にはギガトラWiFiのSIMをモバイルルーターに入れて使うことを計画しました。
しかしモバイルルーターは10年くらい前に買った3G対応のものしか持っていません。そこで新たに調達する必要があるわけですが、いつも使用するというわけでもありません。おそらく月1回かそこらでしょう。なので新品を買うほどの出費は嫌です。というわけで中古を探します。
フリマサイトを利用して4G対応のSIMフリーモバイルルーターで一番安く手に入れることができたのがZTEのMF920Sです。送料込み2,000円弱でした。古いのでバッテリーの持ちが心配ですが、そのリスクよりも値段を取りました。
実際に手に入れてあらためて知ったのですが、対応SIMサイズは標準SIMです。そう言えばどこかのサイトに書いてあったような気がします。4年前に発売された製品なのですが、その頃でも既に標準SIMは珍しかったでしょう。なぜこのサイズなのかは謎です。
ギガトラWiFiのSIMサイズはnanoSIMなのでアダプターが必要です。こういう時のために海外旅行時に使用したSIMカードの台紙を残しています。これを使います。
上手くはまり、さあSIMカードの挿入という時に疑問が沸きました。向きはどちらだ?
MF920SのSIMの挿入はトレイの利用ではなく、本体底に直接入れるようになっています。切り欠きがある方が上は間違いないでしょう。問題はSIMカードの金属面が表なのか裏なのかということです。
ググってみたのですが、特に出てきません。APNの設定の仕方は複数のページがヒットするのですが、SIMカードの向きはありません。間違って入れてアダプタからnanoSIMが落ちて故障となればシャレにもなりません。
しかし入れなければ使用できません。1/2の確率です。金属面を表にして入れてみます。
すると…
ちゃんと入ってくれました。
APNはZTEのウェブサイトからPDFを落としてそれを見ながら設定しました(こちらがそのPDFへのリンクです)。
早速スマホをルーターに接続してgoogleでspeed testをします。
結果は5Mbps。あれ、ちょっと期待外れです。少し時間をおいてもう一度チャレンジです。
すると20Mbpsとなりました。これくらい出ていたら満足です。