訳あってポータブルHDDが急に必要になりました。2.5インチIDE接続のケースとどこかから外した60GBのHDDがありましたのでそれを組み合わせて使います。
ネットに接続していないWindows VISTAのPCからデータを取り出そうとHDDを接続したのですが、認識してくれません。正確には接続を認識はしてくれているのですが、ドライブが現れません。「コンピューターの管理」>「ディスクの管理」で見てみるとHDDはあるのですが、rawとなっています。
一旦外して、Windows10のPCで確認します。そうすると中身がちゃんと見えました。ただドライブが2つ割り当てられています。たかが60GBなのにパーティションが分かれているのは使いにくいです。またデータが残っていて、CASIOのFIVAから取り外したHDDと判明しました。データは取ってあるはずなので、パーティションを一つにしてフォーマットし直しましょう。そうすればVISTAでも認識するでしょう。
使用するソフトは『EaseUS Partition Master Free 12.0』です。公式サイトのこのページからダウンロードします。
HDDを繋げてソフトを立ち上げます。
ディスク3が取り付けたポータブルHDDなのですが、パーティションが4つにも分かれています。そう言えばWindows MeとLinuxが入っていた気がします。その関係でしょう。
ディスク3を選択し、右クリックします。
「全てのパーティションを削除」を選びます。ダイアログが出ますが、OKをクリックします。
これがパーティション削除の状態です。ただ、実際にはまだ作業を行っていませんので見かけだけになります。
ディスク3の*上で右クリックします。「パーティションを作成」を選択します。
「パーティションラベル」は適当な名前を入れます。ここではわかりやすいように「60GB」としました。「プライマリ」or「論理」はどちらでも。そしてOKです。
フォーマットをしておきます。Gドライブ上で右クリックして、「パーティションをフォーマット」を選びます。
最後にこれらの作業を実際に行います。上部アイコン左から3つめのチェックアイコンをクリックします。
2つの操作を行いますとダイアログが出て、作業が始まります。あれ、2つ?パーティション削除、パーティション作成、フォーマットの3つの作業だと思ったのですが。何の説明や解説も読まずにやったのですが、フォーマットいらなかったかな?まあ、いいでしょう。
完了のダイアログが出て、終了です。エクスプローラーで確認すると、ちゃんとGドライブに60GB近いディスクがあります。VISTAのPCに繋ぐとちゃんと認識できました。