Mi Mix 2sにMIUI 10を入れて1ヵ月半が過ぎました。先日はandroid Pをベースにした最新版にしました。
ある程度使用したところで新しく搭載された機能等をMIUI 10の公式サイトに紹介されている順に見ていきます。(画像はすべてそこからの引用です。)
『フルスクリーン・ジェスチャー』はPCのマウスジェスチャーのようなものと考えたらわかりやすいでしょうか。とは言え、5つしか機能がありません。
・ホーム画面に移動
・最近使用したアプリの一覧を開く
・戻る
・アプリの操作をトリガーする
・前のアプリに切り替える
ボタンに慣れていたので使い勝手はどうかと思ったのですが、慣れると非常に便利です。特に左手で端末を持っていて「戻る」を操作するには親指で画面端から中央にスワイプさせたらいいだけなので早く簡単です。実際にしばらく使ってみると機能もこれだけあれば十分です。アンドロイドの標準にしてもいいくらいの出来です。ただし、「アプリの操作をトリガーする」は、対応するアプリでメニューを引き出す操作のようですが、あまり使用していません。
最近使用したアプリを見やすく表示してくれます。以前がどんなだったのか忘れてしまうくらいわかりやすくていいです。
MIUI 10の進化として前面に押し出しているのが、自然の音の使用です。ただ個人的にはあまり惹かれませんでした。
タイマー使用時に「森林」「夏の夜」「ビーチ」「霧雨」「ストーブの炎」をBGMとして流しておくことができます。この機能を利用するシチュエーションが思い浮かびません。
システムの最適化でアプリの起動が早くなったようです。いいことです。アップグレードする毎に動作が重くなったのでは困ります。
これは凄いですね。シングルカメラでここまで背景をぼかすことができるなんて。
ただし、まだ対応機種が限られています。以前使用していたRedmi Note 4(MTK)は未対応です。
『App Vault』、日本語では『アプリ金庫』と訳されています。MIUI 9から搭載されています。
ホーム画面の左側に出てきます。「ウェブ検索」、「簡単なメモ」、「アプリのショートカット」、「カレンダー」、「株式」等を並べて、アプリを起動したり、情報を確認できたりします。
使用していて便利だったのは、「ショートカット」に「通貨」を登録しておけばワンタップで起動できることです。というのも通常であれば『電卓』を起動して、「変換器」→「通貨」をタップしないとその画面に入れないからです。海外旅行の計画時と旅行中はよく使用していました。
「簡単なメモ」もちょっとしたことを記しておくのに便利です。
「株式」には日本の会社も登録できます(英語表記)。
この機能はiOSの『ウィジェット』に似ています。ホーム画面のアプリの並び方もそうですが、MIUIはiOSを意識した作りになっています。iPhoneから乗り換える人には違和感がなくていいのかもしれませんが、おそらくそんな人はほとんどいないでしょう。もっと独自のランチャーにすればいいのにと思います。
『Mi Drop』もMIUI 9にありました。近くのXiaomiの端末間でインターネット接続なしにファイルのやり取りができるという機能(アプリ)です。けれでも周りにXiaomi端末を使用している人がいないので使ったことがありません。
いわゆるファイラーです。純正のメリットは広告が表示されないことです。(【2019年5月10日追記】いつの間にか広告が配信されるようになっていました。ただし、うちにあるRedmi Note 4には広告が出ますが、Mi Mix 2sには表示されません。【さらに追記】miui 10の広告をオフにする方法を記載しました。こちらからどうぞ。)それだけでも使う価値があります。
一つのアプリを別アカウントで利用することを可能にするのがこの『Dual app』です。MIUI 9時代から使用しています。
アカウントの切り替えができないアプリ、複数の言語で使用したいアプリで重宝します。今使用しているのは『Amazon Kindle』(amazon.comとamazon.co.jpのアカウント)と『Smart News』(日本語と英語)です。
『Second space』はPCでアカウントを切り替えて使用するような機能です。使用する機会はないでしょう。
『Scrolling screenshots』は以前からよく利用しています。指3本で上から下にスクロールするとスクリーンショットが撮れるだけでなく、その直後に右上の小さな画像をタップすると画面のスクロールが始まり、ページすべてをスクリーンショットに収めてくれます。非常に便利です。
ここからは純正アプリです。
・Browser
ブックマークとパスワードの同期の関係でchromeとfirefoxを使用していますので、一度も利用したことがありません。
・Mi video
可もなく不可もなく。
・MIUI Themes
MIUI 10に対応しているテーマがあまりありません。とはいえ他のバージョンのテーマでも使用できるものがほとんどです。
・Mi music
これも可もなく不可もなく。
・Train tickets
インドのみのサービスです。
・Universal remote
赤外線のリモコン装置があればスマホから様々な操作が可能になります。
・Mi Cloud
5GBのクラウドサービスです。ただしGoogleのサービスを利用していたら使うメリットがありません。
以上がMIUI 10の公式サイトで紹介されていた内容です。新機能としてはフルスクリーン・ジェスチャーが一番有用でしょうか。
対応している端末が多いのも特徴です。古い端末もアップグレードできるので古さを感じることなく使い続けることができます。この辺りにXiaomiのユーザーを大事にする姿勢がうかがえます。
【2019年8月追記】
MIUI 10に関する別記事も随時アップしています。
・MIUI 10の広告をオフにする
・MIUI10の自動電源オンオフの設定がわかりにくい→アプリ「セキュリティ」から設定
・MIUI10の待ち受けに2都市の時刻表示
Mi Mix 2sを使用しての感想は『mi mix 2sのgood pointsとがっかりポイント』をどうぞ。
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