USB接続ドライブレコーダーを使ってみた

ドライブレコーダー自体は10年くらい前から使用しています。ラッキーなことに未だに役に立ったことはありません。

今の車(レヴォーグA型)を買うときにも、それまで使用していた社外品のドライブレコーダーを付けてもらおうとしたのですが、アイサイトのために場所がないと言われて純正ドライブレコーダーを追加購入せざるを得ませんでした。

そのドライブレコーダーで使用中のMicroSDカードが故障していて録画できていなかったというのは以前のブログで書いています。

最近はあおり運転が話題となり、ドライブレコーダーがかなり注目されてきていますが、今のドラレコで心配なこともあります。それは前方しか録画していないことです。あおり運転された場合や追突された場合等は後ろの様子を録画しておかないと証拠動画にならないでしょうが、現状対応できていません。そこで後方録画用のドラレコを探しました。

問題は電源です。カーゴにアクセサリー(シガー)ソケットがあればいいのですが、レヴォーグにはありません。パネルを外して加工できる技も知識も持ち合わせていませんので、既存の電源を探すと一番近いのは後部座席のUSB電源です。

そこでUSB接続できるディスプレイのない小型のドライブレコーダーに的を絞ります。

で、探したところ全くありません(苦笑)。ほとんどすべてのドライブレコーダーがディスプレイ付きのアクセサリーソケットから電源を取るタイプです。USB接続だと電圧が低く、ビデオ撮影しながらディスプレイを表示できないのでしょう。

困った時の海外通販サイトAliexpressです。「car dvr usb」で検索するといくらかヒットします。どうも同じ製品がヒットしているだけで2種類あるようです。

ひとつはこれ。

もう一つはこちら。

安いです。というか激安です。ただどちらもandroidカーナビに繋げて使用するドライブレコーダーのようです。ということはただのUSB接続カメラかとも思うのですが、MicroSDカードはカメラに挿入できるようです。

さて、ポチるかどうか。androidカーナビ専用というのをどう捉えるかです。カーナビに接続しなければ全く動かないのか、それとも単体での使用も可能なのか。ドライブレコーダーとして機能するには電源を入れるとすぐに録画を開始する必要があります。となると給電すると単体で録画を開始すると考えるのが妥当ではないでしょうか。まあ安いし試してみましょう。小型のほうがいいので前者をポチります。

半月後、到着しました。多少潰れているのは目をつぶりましょう。

箱を開けます。

マニュアルと取ると白い袋に包まれた本体とケーブルが見えます。

取り出します。

思ったよりカメラが大きいです。

プラスチック製で見るからにチープです。

マニュアルを確認しますが、やはりandroidカーナビに接続して使うよう書かれています。

気になることが一つ。解像度が720pとあります。あれ、サイトの説明では1080だったような。

やっぱり説明はフルHDです。騙された。

とにかく動くかどうかの確認です。microSDカードを挿入してモバイルバッテリーに繋ぎます。するとすぐにドラレコ内部で赤い点滅が始まりました。動き出したようです。ただし本当に動画が撮れているかどうかはわかりません。モバイルバッテリーを外してカードを取り出しファイルを確認します。するとavi形式でちゃんと撮れていました!良かったです。これで後部専用のドライブレコーダーとして使用できるでしょう。

解像度はどうなっているでしょう。

720pです。説明書通りです。やはりサイトの商品説明が間違っているようです。

さて、ドライブレコーダーとしての機能が果たせるくらいのそこそこ鮮明な動画が撮れるかどうか試してみましょう。

試しにということでフロントに取り付けました。四角い箱はスバル純正ドライブレコーダーです。これも実はフルHDではなくHDです。だから純正を取り付けるは実は嫌でした。

そしてこれが実際に撮影した動画になります。目の前の車のナンバーは加工してあります。

最初にコマ落ちがしていますが、これはこちらのミスです。余っているmicroSDカードを使用したのですが、class 2でした。class 10ならコマ落ちはないでしょう。

本来は音声も録音されているのですが、Pet Shop Boysの曲が普通に流れているので著作権の都合上削除しました。

解像度は720pなのでこんなものでしょう。普通に見られます。ただし、全体的に暗いです。また気になるのは逆光時の映像です。最後の10秒くらいを見るとよくわかりますが、非常に暗くなっています。HDRなんて搭載していないのでしょう。

それと日時が記録されていますが、これは設定できません。androidカーナビに接続して使用するとそこから正確な日付を取ってくるのでしょうが、単体だとどうしようもありません。

ファイルを見てみると車のエンジンを始動と同時に録画を始めますが、ファイルの更新日時は2018年1月1日0:00になっています。続きのファイルは2分毎くらいに作成されていますが、一旦エンジンを切るとまた0:00から始まります。

 

このUSB接続androidカーナビ用ドライブレコーダーの特徴をまとめると次のようになります。

・単体で動作可能。
・解像度は1280x720p。
・単体では日時時間の調整不可。
・逆光に弱い。
・激安(¥900弱)

で、実際に取り付けたかどうかというとやめました。というのもUSBを後部座席から取った場合、ずっとUSBの接続部がむき出しになり見た目にあまり好ましくないからです。コードが少しばかり太めというのも設置をためらった理由です。

現在は以前使用していたドライブレコーダーを設置しています。

電源はセンターコンソールボックス内のアクセサリーソケットから取っています。そこに電源があるのをすっかり忘れていました。USB電源を紹介している上記の写真にコンソール内からコードが出ているのがわかると思います。それです。あまり目立たずコードを後ろまで持っていくことができました。

さて、USB接続ドライブレコーダーはどうしましょう。

 

【追記】嫁さんの車のリア専用ドライブレコーダーとして設置しました。
→『USB接続ドライブレコーダーを後方専用として設置

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【追記2】レヴォーグにはAliexpressで購入した別のUSB接続ドライブレコーダーをリア専用として取り付けました。
→『Aliexpressで購入した激安ドライブレコーダー(リア用)

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