Xiaomiのbootloader(ブートローダー)をアンロックしている端末で純正ROMを焼いたらまたロックされるんですね。他のメーカーも同じかもしれませんが知りませんでした。
以下TWRPでのリストア断念の続きとなります。
純正ROMを焼き直します。MIUIの公式サイトにあるROMはバージョンが11.04となっていますのでAndroid 9のようです。これを焼きます。やり方はこちらの公式ページの通りにやります。以下元のページを簡単に訳しました。
STEP 1
MIUI ROM Flashing Toolをダウンロードします。端末をロックしている場合は、アンロックします。
STEP 2
ROMを選びます。
STEP 3
端末の電源を切り、ボリュームダウンキーと電源ボタンを同時に押し、Fastbootモードに入ります。それからWindows PCと接続します。
STEP 4
ダンロードしたROMファイルを解凍します。
STEP 5
MIUI ROM Flashing Toolを解凍します。インストール後、MiFlash.exeを開き、ROMファイルのフォルダーのパスをアドレスバーに貼り付けます。refleshボタンをクリックすると端末を認識します。その後flashボタンをクリックします。
STEP 6
progressバーが進んでいき、flashが完了するとresultにsuccessの文字が表示されます。その後端末が自動的に起動します。
以上でROM焼き終了です。元のページにはスクリーンショットもあるのでわかりやすいです。
起動後はセットアップをします。googleアカウントを引き継ぐとアプリも自動的にインストールしてくれるので楽ですね。1時間ほど放っておくとアプリも入ったようです。
ここでもう一度TWRP導入とMagiskインストールです。端末の「開発者向けオプション」を有効にし、「USBデバッグ」をオンにします。端末をfastbootモードにして PCに繋ぎます。
ここでTWRPをフラッシュしようとしてのですが、エラーが出ます。はっきりとは覚えていないのですが、lockされていると表示されたように思います。その時初めてbootloaderが再ロックされているということに気づきました。
再起動し、「開発者向けオプション」でロック状態を確認するとやはりロックされていました。
仕方なくまたアンロック作業です。一度しているので特に問題なく進みましたが、データがすべて削除されました。再起動後、またセットアップのやり直しです。
1時間後TWRPとMagiskを入れてようやく元の環境に戻りました。ただ作業中に通話履歴とSMSが消えてしまいました。Android 10から9へのダウングレードだったので、うまく復元できなかったのでしょうか。
ROM焼き直後にbootloaderがロックされていることに気づいていたら、もっと作業が短縮できたでしょう。