以前から調子は悪かったです。アダプタを差して、その根元を持ち上げていないと充電できない状態が続いていました。
それが先日まったく充電できなくなったと子どもが言ってきました。アダプタを差し込んでみますが、スカスカですぐに抜けてしまいます。差し込み部を見ると、金属のツメっぽいものが2本あるだけなので明らかに部品が欠けているのがわかります。
とりあえずネットで通常状態を見てみます。ちゃんと写っている写真が思いの外少なかったのですが、確認すると黒い部品が金属に付いているようです。それで子どもたちに小さな黒い部品を探すよう命じたのですが、出てきませんでした。
ネット情報では充電できなくなった際に、充電台を使うと大丈夫という書き込みを多く目にしました。そんなのあるのかと子どもに尋ねると、ちゃんととってあるとのこと。早速それを用いて充電してみますが、ダメです。社外品の大容量のバッテリーを使用しているのできちんと合わないのは承知の上ですが、それでも接点があっていれば大丈夫だろうと何度も試しますがダメです。
とりあえず充電台のコネクタを見てみます。黒い部品があるのがわかります。
それをとって本体に付けたら直るんじゃないかと思い、何とか外そうとしたのですがまったく外れてくれません。強引にやると壊してしまいそうなので止めました。
ネット上では、電源コネクタ部を購入して自分で交換したというページが結構あります。ただ見てみるとハンダごてで部品を取り付ける必要があります。それが面倒なので黒い部品を差し込むだけで終わらせたかったのですがそうもいかないようです。仕方ないのでamazonで2個送料込480円という部品をポチりました。(ちなみに任天堂に修理を出すと¥4,320+こちらからの発送費用がかかるようです。)
二日後に到着しましたが、その日は時間がなく翌日作業しました。
まずはハンダごての用意です。親から借りました。どうやって置こうかと考えた結果がこれです。
我ながらいい考えだと自画自賛しました(笑)。
これがバッテリーを外した状態です。ここから見えるネジをすべて外します。それで裏蓋を外します。
内部が現れました。
カードスロットの左側に見えるのが電源コネクタです。
それをよく見てみると、
なんと左側2カ所のハンダが外れています。(写真ではわかりやすいようにずらしています。)充電の調子が悪かった理由がわかりました。
次に新しい電源コネクタの取り付けですが、ハンダを付ける箇所が非常に狭いです。針金状のハンダを近づけて溶かしていたのでは隣まで一緒に付けてしまいそうです。そこでハンダを小さく切って接続部において溶かすことにしました。
ここでハンダごての登場ですが、これがボロでした。先端部がさっぱり機能しません。溶けないのです。斜めの部分でハンダに当てないと溶けてくれません。おかげで非常に苦労しました。それでも何とか取り付けることが出来ました。
裏蓋をはめてネジを締めて、バッテリーを取り付けて作業終了です。これが新しい電源コネクタ部です。
コードを差すと、充電を開始しました。充電台も試してみましたが、接触部に気を付けるとちゃんと充電しています。