標高を調べるには「地理院地図」が便利

長年使用してきたプロトレックの高度計がずれているようなので調整する必要があります。

標高のはっきりと表記された山にでも登るのが一番いいのでしょうが、さすがにそれは面倒です。自宅の標高がわかればそれに合わせて様子を見ることができるのですが。

まず思いついたのがスマホのアプリです。『GPSの状態』というアプリを入れていますので、それで確認します。

そうすると「40m」と出ました。自宅の2階で測定していたのですが、明らかに高すぎます。屋内というのがいけないのでしょうか。外に出て測っても正確には測定できない可能性も否定できませんので、とりあえず却下です。

次に考えたのが防災マップです。これにはおそらく標高が記載されているでしょう。ただ自宅付近の正確な高さはわからないかもしれません。とりあえず在住している市のサイトを見て、防災マップを探します。

PDFの地図へのリンクとともに防災マップを紹介しているページがありました。ただ、同ページに国土地理院の「地理院地図」を利用すると選択した地点の標高値を調べることができると書いてあります。

リンクを飛んでいくと、中央に「+」のマークが出ている地図が表れます。そこが基準点のようです。そして画面下のタブをクリックすると、タブ欄に標高が表示されています。

自宅前の庭を中心に合わせます。地図を拡大表示すると、かなり詳細に表れます。標高を見ると19.1mとなっています。付近の道路も19m前後となっていますので19mと見ていいでしょう。

早速プロトレックとスマホを持って庭に出ます。まずはスマホで高度を確認してみます。すると18mもしくは19mと出ます。屋外だとスマホも正確に測定できるようです。

プロトレックの高度は・・・、-135mと表示されました。そんなわけはないので調べた方法で調整します。5m単位でしか調整できないので、20mに合わせます。

とりあえずはこれでプロトレック復活です。今度山にでも行って高度計を確認したいですね。