夏の旅行前にRICOHのTheta SCを買いました。想像以上に面白い写真が撮れます。360°見られますのでその場の雰囲気がよく伝わります。
ただデータの保存に難ありです。スマホの写真はgoogleフォトと連携してサーバーにアップロードするようにしています。元データは削除です。デジカメで撮った写真はローカルのHDD2台にバックアップした上にgoogleフォトにもアップロードしています。人に見せたり、ブログで使用する分にはgoogleフォトの解像度で十分です。
一方のthetaで撮った写真は『THETA S』というアプリを使うことで360°視点をぐるぐる動かしながら見たり、水晶玉に入れ込んだような画像を楽しめます。動画も同じです。通常の画像ビューアーでは5376×2688 pixelの横長の画像が表示されるだけで、動画プレーヤーでは丸い円二つの中に180°の映像が流れるだけです。ですので楽しめる映像を見るためには、ファイルを『THETA S』のフォルダに入れておく必要があります。ただ、それがスマホの容量を結構食います。
またバックアップはHDDに入れています。デジカメと同じような管理をしていることになります。スマホのアプリで真価を発揮するのに最終的にはHDDでバックアップをしなければいけないのが面倒です。
もっと簡単にバックアップができないものかと考えて思いついたのがgoogleフォトです。まともに画像を見ることができなくてもバックアップはできるはずです。
まずはGoogleフォトを立ち上げます。そして左上の3本線で表れているメニューアイコンをタップします。そして「設定」をタップします。
「バックアップと同期」をタップです。
ここで「端末のフォルダのバックアップ」をタップします。
ここで自動バックアップしたいフォルダを選択できます。「RICOH THETA」をオンにします。同じフォルダが二つありますが、画像と動画フォルダです。他にもバックアップしたいフォルダがあればここで設定できます。
あとはwifiに繋げておくと自動的にバックアップしてくれます。
バックアップができたところで画像の確認です。あれ、Thetaの画像には右上に何かのマークがついています。
画像をタップするとやはり横長の画像です。
しかし中央に何かマークが付いています。そのマークをタップすると、なんと全画面になり画像が動き出しました。
少しだけ動いて止まるのですが、画像を指で動かすと360°好きな方向に見ることができます。止まっているときにもう一度タップすると自動で動き出します。Googleフォトも360°ビューに対応していたのですね。
しばらく感動してグリグリしていたのですが、ふと左下にコンパスのアイコンがあることに気付きました。難だろうと思いタップすると、撮影したときと同じ角度の画像に切り替わりました。スマホを持ち上げると、それに合わせて画像も追随します。スマホのジャイロスコープに合わせて360°見ることができるようです。
驚きました、Googleフォトでここまで出来るなんて。ひょっとして動画の方も。
タップしましたが、丸い円二つの中に映像が流れるだけでした。残念。しかしそのうちアップデートして対応するようになるのではないでしょうか。そう期待して、またバックアップとして残しておきます。
ただ残念なことにGoogleフォトから直接『THETA S』やTHETAの編集アプリ『THETA +』にデータを持って行くことが出来ません。ですので編集したい画像や見たい動画はもとのフォルダに残しておく必要があります。このあたりの改善がアップデートで改善されることを望みます。