プロトレック PRT-500 バンド交換

今から20年程前ですが、温度計と気圧計の付いている腕時計CasioのPRO TREKを欲しいなぁと思っていました。ただ、時計はアナログ派だったので、デジタル表示だった初期モデルは購入をためらっていました。

同じような考えの人がそこそこいたのでしょう。アナログモデルが発売されました。ぱっと見はごついアナログ時計でどこに気温や気圧、高度が表示されるのかと思ったら、なんとガラス面に表示されるではありませんか。それを知ったときの衝撃は凄まじいものでした。

未来の技術としか思えないものが手に入るのなら買うしかないだろうと自分に言い聞かせ、自分的には高価な時計を買いました。

その後キャンプに出かけるときは必ず手に付けていました。北海道の涼しい気候を数値で目にしたり、夏のアラスカキャンプで早朝氷点下になるのを確認したのもこの時計でした。

電池交換は防水の効果が薄れるのを承知で自分で行っていました。電池はCR2016で、100均で購入できますので助かっています。

しかしレザーバンドだったので、月日が経つにつれてボロボロになり上下が剥がれてきました。

これは接着剤でなんとか誤魔化しましたが、ごついというのもあり最近はあまり腕にすることもほとんどありませんでした。

先日ふと気になって見返したのですが、バンドさえ替えればまだまだ現役でいけそうなので、替えバンドを探してみることにしました。

純正は高価ですね。ウレタンバンドで¥3,000以上もします。しかもウレタンはあまり好きではありません。というわけで純正にこだわらず探してみます。

計測すると幅は20mmなので、それでポイントの貯まっているYahoo!ショッピングと楽天を検索します。結構ありますね。その中で気になったのが、NATOタイプのナイロンベルトです。種類が豊富ですし価格も千円程度と安いです。

売上金が残っているメルカリでも探してみます。そうすると¥300というものが出てきました。商品を見ると、えっ100均で売っているんですか。販売している人は正直にダイソーで購入した物を送料込み販売していると書いてあります。まあ近くにダイソーがない人やお気に入りの柄が手に入らなかった人にとってはそれでも手に入れたいのでしょう。

で、「ダイソー」「NATOバンド」で調べるとたくさんのページがヒットします。結構有名なんですね。しかもみんながみな絶賛しています。だったら私も購入しましょう。

しかし近所のダイソーには緑(多数)、黒(多数)、青&緑(1本)しかありませんでした。とりあえず緑と青&緑を購入。自宅で付け替え作業です。

まずはバンドの根元のピンを外すのですが、これに結構手間取りました。上部のバンドはすぐに外れたのですが、下部のバンドは隙間がほとんどなく精密のマイナスドライバーを引っかける箇所がわかりませんでした。10分ほど格闘の末ようやく外れました。

そして取り外したレザーバンドからピンを取り出して、本体に取り付けます。

いよいよNATOバンドの取り付けですが、パッケージ裏の説明書ではどうやって取り付けたらいいのかもうひとつわかりません。ググると丁寧な図がありましたのでそれを参考に取り付けます。完成したのがこちらです。

本体に比べてバンドがかなり貧弱ですが、仕方ないですね。それよりもプロトレックが復活したことが嬉しいです。また外遊びの際には使うようにします。