東芝REGZA PC D714のHDDをSSDに換装

インストールしたソフトのフォルダ作成日時から判断すると2014年4月から使っている東芝のデスクトップPC、REGZA PC D714ですが、Corei7&8GBメモリという現在の普及タイプPC並の性能なのでまだまだ現役です。

しかしHDDの遅さだけはどうにもなりません。リビングに置いてある共用PCなので常用使用はしていないのですが、それ故SSDを搭載している自分専用PCと比べるとイライラするレベルです。

嫁さんも最近PCが遅いと文句を言うようになりました。起動後数分して落ち着かせると普通に使用できるのですが、それまでが遅いとのことです。

以前から考えてはいたのですが、随分値段も安くなったことですしHDDをSSDに換装しましょう。

さすがに3TBも要らないので1TBで探します。

だいたい1万円強といったところですね。Amazon、楽天、Yahooショッピングを網羅的に検索したところ1つだけ1万円を切る価格のものがありました。

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他のものに比べると1割以上安いです。他店で販売しているものと型式が異なる(A55S25とA55B)ようですが、Joshin Webなのでバッタもんということはないはずです。ポチります。

2日後到着です。

D714のHDDを取り外します。

まずは裏蓋を外します。ドライバーは要りません。爪で止まっているだけです。

スタンドの下にHDDがあります。

ステーはプラスネジで留められています。

カバーを外します。

Seagateの3TBのHDDが出てきました。

これをSSDとともにHDDアダプタに取り付けてコピーすればいいと思っていたのですが、HDDアダプタを見て気づきました。SATAの端子が一つしかないことに。そういえばクローン化してから取り外せば良かったんですね。「HDD→SSD換装(東芝Dynabook SS RX2)」でやっていたのに忘れていました。

HDDを端子だけでつなげてPCを起動し、HDDアダプタにはSSDを接続してクローン化します。

過去のブログを読んでいるとSSDのディスクの初期化が必要なようです。「スタートメニュー」右クリック>「ディスクの管理」>「ディスクの初期化」>「MBR」でOKです。

クローン化に使用するソフトは「HDDからSSDにWindows OS移動→EaseUS Todo Backupが楽」で使用したEaseUS Todo Backup Freeです。

左側の下から3番目のアイコンが「システムクローン」です。ソース元HDDを選択して、ターゲット先のSSDを選択します。あとは「実行」をクリックして放置です。

どれくらいかかるかわからないのでその間にショートツーリングに出かけました。

大歩危小歩危にはかろうじて紅葉が残っていました。

道路沿いの温度計によると日向で13度、日陰で10度でした。まだ耐えられる寒さです。

帰宅後PCを見ると、

まだ終わっていません。600GB弱なのですが結局5時間かかりました。

クローン化後いよいよSSDの取り付けです。2.5→3.5インチ変換アダプタを使用しようかとも思っていたのですが、据え置き型のデスクトップPCなので両面テープでいいかと判断しアダプタの購入は見送りました。しかしHDDのステーを見ると「2.5」という文字が見えます。

それにSSDを合わせてみるとネジ穴がピッタリです。だったらこのステーに取り付けましょう。そして実際に作業してみるとネジが合いません。ネジが大きいようでSSDの穴に入りません。手持ちのネジを探してみるとピッタリ合うのが見つかりました。それで留めます。

左がHDDを留めてあったネジで、右がSSDを留めるのに使用したネジです。

下側だけですがきちんと固定されました。これを本体に取り付けます。

あとはカバーを取り付けて完成です。ネジが少なかったのでさほど手間はかかりませんでした。

どれくらいスピードアップしたでしょうか。Crystal Disk Markで測定します。

これが元のHDDのスコアです。

こちらがSSDの値です。ネットで公開されているSSDのスコアと比較するとランダムアクセスが遅いようですが、HDDと比べると雲泥の差です。

そして実感できるSSDへの換装効果はてきめんです。PCの起動時間や各種ソフトウェアの起動時間は1/3程度に感じられます。延命措置どころかパワーアップによりもう数年使い続けることでしょう。