親がアメリカ旅行に行く際に、海外SIMを買ってプレゼントしました。
スマホはアメリカの4G周波数に対応したZenfone 4 Maxに買い替えました。
アメリカで使用するSIMはこれです。
香港のキャリアCSLのMVNO業者Direct TX社が発行するローミングSIM です。アメリカだけでなく、 日本・韓国・中国・タイ・台湾・マカオ・マレーシア・シンガポール・イスラエル・サウジアラビア・オーストラリア・ニュージーランドでも使える便利なSIMです。
ただSIMの設定は高齢者には難しいです。そこでこのSIMのメリットである日本でも使用可能という点が 生きてきます。旅行前日に私が設定することが可能なわけです。
パッケージの裏に中国語で設定方法が書かれてあります。ただamzonで購入すると、販売会社が日本語の設定方法を記した紙を同封してくれますのでそれに従って設定します。
まずはSIMを入れます。左側のSIMが海外SIMです。いつもはexciteモバイルのデータSIMを入れています。
SIMトレイを入れるとSIMを認識します。
とりあえず「デュアルSIMカード設定」をタップします。
SIMの情報が出るだけで、APNの設定はできないようです。戻ります。
「もっと見る」をタップします。
「モバイルネットワーク」を選択します。
「アクセスポイント名」をタップします。
すでに大元のキャリアである「csl」が表示されています。ワールドワイドに展開しているasusの端末なので、香港のキャリアも初めから登録されているようです。それを選択しても繋がる気はしますが、指定された設定通りにやってみます。
設定は「名前」→「mobile」、「APN」→「mobile」、ユーザー名とパスワードは未記入です。
あとは「認証タイプ」→「CHAP」を選択して終わりです。右上の点3つをタップして保存します。
先ほど保存した「mobile」を選択して、戻ります。
APNの設定は完了しましたが、まだネットには繋がりません。海外SIMなので「データローミング」を「オン」にする必要があります。
このようなダイアログが表示されます。「この旅行でのみアクセスを許可する」を選べば、日本では繋がるでしょうがアメリカに行ったときに遮断されるでしょう。
今回は「あらゆる旅行でアクセスを許可する」を選びます。
これでローミングの設定は完了です。
しばらくすると、
電波を拾いました。日本ではsoftbankに繋がります。
このままアメリカに持って行って向こうでちゃんと繋がっていたようです。