Aterm HT100LN購入理由

今年から独立して仕事を始めているのですが、事務所を借りると同時にネットをどうするか考えました。

一人なので光を引くほどでもないので、Wi-Fi契約で行こうといろいろ調べてみました。

ところがWi-FiはWiMAXの一択しかないのですね。提供している会社は多数ありますが、回線はUQが提供しているWiMAXだけです。

どこも1~2か月目までは料金を抑えていて、3~24か月が¥3,500~¥4,400(税抜、以下同)、25か月以降も同水準か値上がりという料金設定です。

初期費用は¥3,000かかりますが、端末を無償提供しているところが多いです。それどころか契約するとキャッシュバックする会社もあります。

ただし契約期間が2年もしくは3年です。

動画を見るわけではないのでスピードはさほどいりません。しかしデータ容量は実際に仕事を稼働するまでわかりません。一番重要視するのは月額費用です。できるだけ抑えるに越したことはありません。

そこで思いついたのが、格安SIMです。使い放題を契約して、スマホのテザリングで利用するのも手だと。

調べてみると低速を謳っていない使い放題が二つありました。一つは「DTI SIM ネットつかい放題」で、もう一つは「U-mobile LTE使い放題」です。前者が月額¥2,200で、後者が¥2,480です。

ただし、レビューを見るとどちらも遅いようです。当然と言えば当然でしょう。というのもDTIは10GBに¥100追加しただけで使い放題になりますし、U-mobileは25GBに¥100追加で使い放題です。そんな料金設定で使い放題の高速通信は無理でしょうね。

今回は料金重視でDTIを選択します。遅いというのがどれほどのものか使ってみて検証しましょう。(追記:レビューはこちら『「DTI SIM ネットつかい放題」×「Aterm HT100LN」レビュー』)

テザリングでのネット利用を考えていましたが、実際にオフィスらしく運用するのであればPC2台&プリンタ(複合機)1台をネット接続したいです。さすがにテザリングでは無理があります。後々PCを増やすようなことを考慮するとやはりルーターが欲しいです。そこでモバイルルーターが浮かび上がりました。

これなら仕事以外のプライベートでも持ち運びできるのでメリットがあると思いましたが、職場では充電しながらの使用となりバッテリーがすぐにダメになる恐れがあります。バッテリーレスで使用した場合でも電源入れっぱなしの使用を想定していないでしょうから故障の心配があります。

そこで思いついたのが据え置き型ルーターです。AUやUQ mobileから出ているWiMAX用のものですが、SIMロックフリーで中古品がたくさん出回っています。価格も¥5,000程度と安いです。

しかしよく調べてみるとバンドがAU前提となっていて(当然ですが)、docomoとsoftbankには最適化されていません。AU系列の格安SIMを使うのであれば大丈夫ですが、それ以外は速度や対応エリアの面で不安があります。速度はともかくエリアが対応していないと話にならないので却下します。

最終的に候補に残ったのがAterm HT100LNとなったわけです。

ルーターの機能は数世代前の性能ですが、キャリアを問わずSIMを入れて使えるものはこれしかありません。というわけでこれを購入するに至ったわけです。

実際の使い心地ですが、可もなく不可もなくといったところです。ネットのスピードはSIMに左右されるのでルーター自体の速度はあまり気になりません。Wi-Fiの届く範囲も小さなオフィスなら十分カバーします。

工事せずにランニングコストを抑えてPCやタブレットのネット環境を整えたいのであれば Aterm HT100LN をお勧めします。

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